歯ぎしりは自分で治すんだ!子供にも遺伝する?!効果のあるツボと頭蓋骨マッサージで改善!
歯ぎしり、家族の中の誰ですか?もしかして恋人ですか?それとも親?子供?
色々なパターンがあると思いますが、我が家の場合は「夫」と「子供」です(゜-゜)
歯医者へ行って相談して、矯正したりなんちゃらかんちゃら…が一番確かで、正攻法だとは思うのですが、現代人は忙しいので「歯医者へ通う事」自体が結構めんどくさいですよね。
そして何より、お金がかかる………!
なんとか自分で改善させる方法はないものか、色々ひっくり返して調べてみました。
皆様の安眠と、歯ぎしラーの歯の健康が少しでも、改善されますように…(^^♪
- 歯ぎしりは遺伝なのか?
- 自分で治す方法は?
- 子供の歯ぎしりは危険なのか
目次
歯ぎしりを自分で治そう!
歯医者へ行けば治るかというと、そうでもない
はい、今あなた「自分で治せるなら歯医者いらねーだろ!」と思いましたね?
確かに、その通りです。
でもそれを言うなら、歯医者に行ったって治るとは限りませんよ?
我が家の夫は、毎日毎日ギリギリガリガリゴリゴリうるさくて、妻である私はある日ブチギレました。
「うるさいんだよぉぉぉぉおおおおお!💢💢」
当時はまだ子供も小さく、授乳やらなんやらで一日中眠い状態でしたので、育児で精いっぱいでしたから…(;^ω^)
普段は「夫、疲れてるんだねぇ」なんて言っていた妻が、突然こんなキレ方したら、夫だってそりゃひっくり返りますよ。
子供がギャン泣きしても起きないくせに、この時は飛び起きてましたからね笑
でも本当に、耐えられないくらいにうるさくて、さっさと歯医者へ行ってこい!と尻を叩きました。
結果、その時どんな治療をしたかをお話しましょう。
- レントゲン(顎周辺に異常がないかの確認)
- 歯並びの確認と、歯周病などがないか検査
- 激しくぶつかり合っている歯を、少し削る
- 希望するならマウスピース(夜用)も作れるよと資料を渡される
こんな感じでした。2回くらいは通ったかな?
え?
歯ぎしりはどうなったかって?
何も改善されませんでした(きっぱり)
そんなもんなんですよ、命に係わるわけではないし、すぐにどうこうっていうものでもないので。
でも当人たち(特に私)は本当に困っていたので、「なんだ、結局マウスピース作らなきゃいけないのか」という感じでした。
歯ぎしり用として、夜間のみつけるものは大体\2,500~\5,000くらいだったと思います。
値段は大した事ないんですが、夫は「こんなもの噛みながら寝られるわけないじゃん」と言って、結局作ろうともしませんでした。トホホ。
歯ぎしりは遺伝という情報もある
歯ぎしりは、成人の約80%にあると言われていているそうです。
ほとんどの人が歯ぎしりをした事があるという事になりますね。
睡眠中なので、周囲の人の眠っていれば気付かない場合も多いと思います。
厄介なのが、自分で歯ぎしりを自覚する事がとても難しいという事です。
夫も、どんなに指摘してもムッとした顔をするだけで、なかなか受け入れてくれませんでした。
ただ、本当にひどい時期は夫も、朝起きると「顎が痛い」と自分で感じたようで、夜中に相当食いしばっているんだなぁと、その時点でやっと自覚できたような感じでした。
歯ぎしりの原因は多因子なので、「これが原因!」と突き止める事は難しいです。
一般的な原因としては、
- ストレス
- 歯並び
- 性格
- 遺伝
- セロトニン再取り込み阻害薬の服薬
- 飲酒
- 喫煙
- 特定の疾患(脳性麻痺などの中枢神経系の障害、睡眠呼吸障害)
などがあるようですね。
夫の歯ぎしりの原因として当てはまりそうなのは、「ストレス」「性格」「遺伝」でした。
お酒は飲みませんし、喫煙も数年前に止め、特定の病気も持っていないからです。
「遺伝」に関しては、かなりの可能性を感じています。
- 夫の母親も歯ぎしりをする
- 夫のお兄さんも歯ぎしりをする
- 夫・夫の母親・夫の兄はあまり歯並びが良くない
- 夫似の長男も歯ぎしりをする
もちろん後天的な要素もたくさんありますが、「あ、これ遺伝だ」ってすぐにピンとくるような要素が目白押しで、逆にその他の原因をなんとかできたとしても、こりゃ治らないな、と感じたのです。
ただ、「歯ぎしりをする遺伝」ってなんだよ?って思いますよね。
歯ぎしりは一種の「癖」でもあるようですが、癖が遺伝したというわけではなく、恐らく「歯並び」が影響しているのではないかと思います。
歯並びが悪いと、やはり正常な歯並びの人よりも、ぶつかったり擦れたりする部分が多くなりますよね。
それが、ストレスを感じた時などに「食いしばり」に変わり、顎に力が入る事で歯ぎしりが発生してしまうのでは、と考えたのです。
歯ぎしりをしやすい性格
夫は40代ですが、職場でも部下を管理する立場です。
上司の意見を仰ぎながら仕事をしてきた若い頃とは違い、今は若い人たちを指導する立場。
これがまた、若い頃とは違うストレスを生んでいるようなのです。
- 基本的に真面目
- 怒りなどの感情を、表に出さないように我慢している
- 上と下に挟まれ、自分の意見だけではどうにもならない
時々夢を見ながら、「ふざけんなよぉ…むにゃむにゃ」なんて言っていますから、相当ストレスが溜まっているのでしょう。
もちろん、これは若い人には当てはまらないというわけではなく、周りと比べてストレスを溜めやすい、発散するのが下手、という事なんですね。
しかし、歯ぎしりにかかる力は、通常起きている時に噛む力と比べると、
なんと6倍以上の力が加わっているのだそう。
歯自体は健康なのに、歯ぎしりによってその歯を失う可能性もあるのです…。
歯ぎしりを治すツボ
とはいえ、歯医者もすぐには治せないようなものを、何の知識もない人間が治せるでしょうか。
難しいですよね。
でも、夫の体の不調になりやすい部分などを見ていると、すべてが繋がっているようにも感じるのです。
あなたの周りの、「歯ぎしりの酷い人」に、当てはまる項目はありませんか?
- 片頭痛持ち
- 肩こりが酷い
- 視力が悪く、目が疲れる
- 鼻が悪い(蓄膿など)
- いびきが酷い
- お風呂に浸かるのが苦手
歯ぎしり→肩が凝る→頭痛が発生→仕事は休めないので働き、デスクワークで目が疲労→お風呂に浸からずさっさと寝る→疲れ過ぎていびきがひどい→睡眠が浅く、疲れが取れない→毎日イライラする→最初へ戻る
…こんな感じの日々なんだと思います。酷いですね(;^ω^)
試した対処法はたくさんありますので箇条書きにします。機会があれば、こちらも紹介したいです。
- 体の冷えを取る為に漢方を摂取
- 免疫を上げる健康食品
- 肩凝り解消グッズの使用
- お風呂の入り方を工夫
- 肩だけではなく、全身のマッサージに行く
- 適度な運動
色々ありますが、いつでもすぐに出来て、お金もかからない笑ものをまず試してみたらいいと思います。
それは何かというと、OurAgeというサイトで紹介されていた、鍼灸師・深町公美子さんの「ツボ押し」です。
歯ぎしりに効く・天突(テントツ)

「天突」は、左右の鎖骨の間のくぼみにあるツボで、中指で胸方向に斜めに1 0 回ほど軽く押すといいそうです。
喉の痛みにも効くツボなんだそうですよ。
歯ぎしりに効く・内関(ナイカン)

「内関」は左右の腕の内側にあるツボです。5秒ずつ押して、気持ちをリラックスさせる事で、ストレスの緩和を期待できます。
内関は結構万能なツボで、乗り物酔い・妊婦のつわり・イライラ・動悸・胃痛・胸やけなんかに効果があるらしいですよ!
手は押しやすいので、「あ、ストレスを感じているな」と思った時に、さっと押せるのがいいですよね(^^♪
私が口うるさく言ったおかげか、夫は疲れた時などもこのツボを押しているようです。
歯ぎしりに効く!頭蓋骨マッサージ!
これはすごく、オススメです!
私は歯ぎしりはしません(たぶん)が、肩がこりやすいので頭蓋骨マッサージを自分でやっています(^^♪
お風呂に入る前にベビーオイルをつけて、自分が気持ちいいと思えるくらいの力加減でグニグニ押すだけなので、難しくはないです。
ちなみに、たまに夫にやってあげると、5分で眠ります笑
頭蓋骨マッサージの効果とは?
スルメをかむのに、奥歯にかかる力を知っていますか?
なんと、20~30キロもの負荷がかかっているんだそうです。
毎日夜中に、それだけの力が顎にかかっているとしたら…ぞっとしますよね。
顎関節症を引き起こしたり、歯の根元が割れたり、歯周病が進行するなどの恐れもあって、何よりも睡眠の質が悪くなり、眠っても疲れが取れないという悪循環に陥ります。
頭蓋骨と歯ぎしりの関係はこんな感じです。
- 頭蓋骨と頭皮の間には、重要な筋肉が多くある
- ストレスを感じると、頭蓋骨の筋肉は収縮し、血流が一気に悪くなり、硬くなる
- 特にこりやすいのは、両サイドのこめかみから耳の周辺の筋肉である『側頭筋』
- 側頭筋はあごの筋肉と連動しているので、歯ぎしりは側頭筋に過大な負荷をかける→その結果、側頭筋が硬くなり、萎縮し、さらに歯ぎしりがひどくなる
動画で見た方がかりやすいと思うので、貼っておきます(^^♪
様々な組み合わせ対処法で、「うるさくて寝られない!」という日は劇的に減りましたよ(^^♪
(ただ、完全になくなったわけではありませんが(;^ω^))
子供の歯ぎしりは問題ないのか?
我が家も長男(小2)が時々歯ぎしりをするのですが、ちょっと心配です。
歯がダメになってしまうのではないか…?何かストレスがあるのか…?とかね。
でも実は、大人の歯ぎしりと子供の歯ぎしりはちょっと違うようです。
5歳~10歳の子供の約4割が歯ぎしりをしている
ちょっと意外ですね。
約4割ということは、ほぼ半分です。
では、何故子供は歯ぎしりをするのでしょうか?
実は、無意識のうちに「噛み合わせを整えている」のだそうです。
- 子供の歯ぎしりの多くは、大体5歳~10歳の間に多く起こります。
- この時期は、乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わる時期の為、体が大きくなるのと同時に、骨格も大きく成長していき、急激に体が変化していく時期。
- そのままだと噛み合わせが悪くなるため、子供は無意識のうちに、歯ぎしりをする事で噛みやすい位置に歯を調整しようとしている。
もちろん、子供の歯ぎしり全てが「正常」なわけではありません。
歯が欠けてしまうほどの強い噛みしめや、翌日に頭痛や顎関節痛をひきおこすような場合は、必ず歯医者に連れて行ってあげてください。
夫に似て歯並びの悪い長男ですが、最初に大人の歯が生えた時から1年ほど経つと、心配していたほどのガタガタ感はなく、いつの間にかあるべき場所へ収まっている、という感じでした。
人間の体って、よくできていますねぇ( ゚Д゚)
まとめ
正直、歯医者に行って治るものなら、しばらく通う事になっても治して欲しいです。
しかし、病気などとは違い原因を特定する事も難しく、そこに「癖」や「遺伝」が重なってしまうと、外側からの治療としては対処が限られてしまうのが現状でしょう。
もちろん、ツボ押しだけ歯ぎしりが良くなるかと言われたらわかりませんが、あなたの周りにいる「歯ぎしりの酷い人」が、普段どんな様子で過ごしているのかを、ちょっとだけ観察してみてください。
家庭でできる様々な方法を組み合わせたら、少しは改善されると思いますよ(^^♪